KEROPLOG

IT系サラリーマンの備忘録~情報処理・電子工作・車・ネットワークについて個人的なメモをネット上に残していくブログ

【噂】2033年問題について徹底解説

みなさん

2033年問題とは何かご存知でしょうか。

 

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旧暦から説明する

 

現在私たちが使っている暦は、「太陽暦グレゴリオ暦)」です。

この太陽暦が採用されたのは明治5年(1872年)で、それまでの暦を「旧暦」、太陽暦新暦と呼んでいます。

 

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太陽の周りを地球が公転するのを1年とする「太陽暦」で
旧暦は月の満ち欠けを1ヶ月として月の満ち欠けと公転周期の両方と辻褄を合わせる「太陰太陽暦」なんや
新月から次の新月までは約29.53日かかる
やから12回新月が来ると29.53日×12ヶ月で354.36日で概ね1年となる

しかし、地球の公転周期は約365.2422日で
普通に月の満ち欠け基準の12ヶ月やと
1年で10日ぐらいのズレが生ずる

1年で10日ぐらいずれるから
だいたい3年で1ヶ月分のズレが生ずるので
何年かに一度1年を13ヶ月とすることで調整を図っていた

この増やす1月分を「閏月」という

どういう間隔で閏月を置くかは
古来「19年に7回」という決まりがあった

実際にこれで計算してみると
(19*12+7)*29.53=6939.55
365.2422*19=6939.6018
でかなりの精度があり数百年に1日ぐらいしかズレない

「何百年も昔の暦を使ってきたせいで日付にズレが生ずる」というものだ

 

 

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2033年問題とは!?

 

「友を引く」として葬式を避ける「友引」。これが決められなくなるとして、葬儀業界に波紋を広げているのが「2033年問題」だ。

旧暦(天保暦)の日付の確定には、

(1)新月新月の間を1か月とする。
(2)「その月が何月か」は春分夏至など太陽の動きから算出される「中気」の日で決める。春分のある月が2月、夏至は5月、秋分が8月、冬至は11月とする。

 など複数のルールがある。ところが、2033年秋に、「ルールを全て満たそうとすると、『9月の次の月が11月』になってしまう」といった不具合が生じてしまうのだ。これは1844年に天保暦が導入されて以来、初めての異常事態がおこる。

 

 

日本における旧暦の2033年問題の解決案

 

 

現行の旧暦(正式名称:天保壬寅元暦)を廃止すれば良いのです。
太陰太陽暦が必要な人はそれに変わる新しいルールの太陰太陽暦(今年なら 平成乙未暦)を考案すれば良い(改暦する)だけのことで、現在の旧暦で用いられている定気法を平気法(恒気法)を用いたルールにすることで回避されます。

もともと現行旧暦(変な言い方ですが)も1844年に作られたものですから、それ以前の暦を改暦したものです。合わなくなった暦は改暦すればよくて、実際そうやってきました。
現在の天文学的知識を使えば 平成暦は簡単に作れます。(江戸時代には暦をつくるための観測データもそれを解析できる人も少数、計算もソロバンと筆算でやっていたのですから、今なら多少暦をかじった人なら素人でもできます)

日本における旧暦の2033年問題の解決案に関して説明してください。

 

 

 

2033年問題は

桐ヶ谷斎場など6斎場に61基の火葬炉を所有する東京博善の管理本部は「毎年12月に葬儀業者向けに翌年の友引日を記した冊子を配っているが、その時までに六曜が決まっていなければどうしたらいいか」「寺院関係者は葬儀がない友引をコンサート観賞や家族旅行に充てる場合が多い。友引がなくなれば休日を決められなくなる」

 

休日が決めれなくなるのは難しいことですね。

2033年問題の解決をどーすればいいのでしょうか。

 

旧暦の2033年問題(No.0195)